毒草一覧次の花
ドクニンジン


すらりと伸びた緑色の茎にレース状に小さな花が咲きますね。若葉の頃は葉はパセリやニンジンと似ていて柔らかくおいしそうに見えますが有毒です。古代ギリシャではこの毒を死刑執行に使っていたといわれています。意識を残したままジワッジワッと肉体を硬直させながら死に至らせるというとても残酷な毒で、ソクラテスの毒殺に使われたことでも有名ですね。開花期は夏。


毒草名  ドクニンジン、ヘムロック(Spotted hemlock)、Poison-Hemlock、シキトウ、悪魔の花、聖母の刺繍、アン王女のレース
学 名  Conium maculatum LINN.
特 性  セリ科 ドクニンジン属、ヨーロッパ原産の二年草
花 期  7〜9月
毒部位  全株、種子、根
成 分  コニイン(Coniine)、メチルコニイン(N-Methylconiine)、コニセイン(γ-Coniceine)、コンヒドリン、N-プソイドコンヒドリン、ガンマコニセイン
症 状  痙攣、呼吸麻痺、意識障害


 

『飲めばいよいのです。それから足が重くなるまで歩きまわってください。そして横になっていれば死は自然と訪れます。』 ソクラテスの死刑執行人

 



-------- 一本でもニンジン --------



≪MEMO≫
・花言葉は「死も惜しまず」
・日本には自生が無い。
・コニインの致死量は0.15g
・ルピナスを漬け込んだドクニンジンの汁を木の根元に注入すると枯れる。
・コニウム実(Hemlock Fruit):野生のドクニンジンの未熟果実。
・催奇形性。
・晴れた夏の蒸し暑い日に採取するとよい。
・「魔女の軟膏」原料のひとつ。
・よだれが止まらない。


毒草一覧 次の花


TOPinformationBBS